
はじめに
2020年7月31日(金)にテンデイズゲームズの周年セール(店舗開店10周年)が行われましたが、去年の周年セールと比べてどうだったのか、簡単な検証記事を書いてみました。1つめに今年の周年セールの特徴、2つめに去年と今年におけるセール品の割引率の比較、3つめに去年と今年で同じ商品がどのくらいあったか、その価格差がどうだったのかを見ていきたいと思います。
1.今年の周年セールの特徴
今年の周年セールの特徴はいくつかあるのですが、まず、新型コロナの影響で店頭販売が行われず、通信販売限定でセールが行われたことが挙げられます。
セール自体が中止にならなかったのは嬉しい限りですが、通信販売限定になってしまうとネットでの競争が熾烈になってしまいます。来年はコロナが終息して、実店舗で買える人とネットでしか買えない人で棲み分けが出来ると嬉しいですね。テンデイズゲームズ@tendaysgames
毎年、7月最終週末に周年セールを開催しているのですが、今年はコロナウィルスの影響もあり、店頭でのセールは行わず、ネットショップのみでのセールとさせていただきます。詳細は、決まり次第、お知らせさせていただきます。よろしくお願いします。
2020/07/20 22:37:25
次に、新規の企画として、セール特別直前企画!「タナカマさん、もう一声!」や、タナカマさんが背中を押してくれるキャンペーンなどが行われたことが挙げられます。
テンデイズゲームズ@tendaysgames
そして、セール直前特別企画!「タナカマさん、もう一声!」を行います。今から30分、このツイートにコメントという形で、あなたの「もう一声!」のタイトルを教えてください。みなさまからのコメントを踏まえ、3タイトルをさらにディスカウントします!19時まで受け付けます!
2020/07/31 18:32:05
背中を押してくれるキャンペーンはセール最終日の深夜(午前0時30分~5時頃まで)に行われたのですが、丁度仕事で徹夜していたので、合間を縫って色々と質問させていただきました。タナカマさんと直接やりとり出来るという貴重な機会を頂けてそれだけで嬉しかったです。いくつも答えていただいたのですが、必ずしも背中を押し続けるわけではないところにタナカマさんの誠実な人柄が出ているなあと感じました。タナカ マコト@tanakama
こんな時間ですが、テンデイズのセールでもう一押し、背中を押して?欲しい人がいたら、このツイートにリプライください。「○○と○○、どっちがいいですか?」、「こんなゲーム欲しいですがオススメは?」みたいに聞いていただければ、仕事の合間に(出来るだけ)お答えします。
2020/08/03 00:31:09
他には、アウトレットカテゴリーの商品がセール対象になっていた(去年は0)、セール開始と同時に追加される商品がなかった(去年は開始と同時に21商品追加)、などの特徴も今回のセールにはありました。タナカ マコト@tanakama
@boardgame999 怖い顔三部作の「ティカル」、「メキシカ」は、同じAP制でもちょっと趣が違うのですが、「クスコ」はシステムやゲーム性の面でも「トーレス」の系譜にあるタイトルのように思うので、合わない可能性が高いように思います。
2020/08/03 04:34:10
2.周年セールの割引率比較
今年のセール対象品は236商品、最大値引率は68%、最低値引率は10%でした(去年は171商品、最大値引率は85%、最低値引率は7%)。割引率の分布毎に作ってみたグラフが以下になります。


30%台以上は、今年が全体の28%(65個)、去年が全体の26%(44個)となっており、割合に余り変化は見られませんでした。もしかしたら、30%台以上の割合は25%~30%ぐらいと決まっているのかも知れません。
一方、今年は20%台の割合の増加が目立ちます。20%台の割合が23%(40個)から29%(68個)に増加し、その分10%台の割合が51%(87個)から43%(103個)に減少していました。値引率が高い商品は去年の方が多い(70%台が2個、80%台が4個。今年は最高68%)のですが、今年は一部だけでなく全体的にお得な商品が多かったという印象です。
3.周年セールの同一商品比較
去年と今年の周年セールで、同一商品は106商品ありました。去年のセール商品は171商品なので、約61%が今年のセール品に引き継がれていることが分かります。この106商品の内21商品が価格が変わらなかったもの、67商品が500円未満の変動のもの、18商品が500円以上の変動のものです。500円以上の価格差が生じたものだけを抜き出したのが以下のグラフです。

去年の方が安かったものは8商品、今年の方が安かったものは10商品ですが、去年は『大どろぼうは街影に』などの小箱が、今年は『チューダー』や『ダイスセトラーズ』などの大箱が安くなっていた印象です。年が経つほど全てが安くなるわけではないというのが、いつが最安値なのか、今年が買い時なのか読み切ることが必要になり、面白いなと思いました(『アメンラー』は、アウトレットを含めてみても、去年の方が安かったです)。
アウトレット商品は去年の周年セールでは取り扱いが無かったのですが、今年の3月にアウトレットセールが行われていたので、そのときの価格と比較してみたいと思います。
3月のセールと今年の周年セールの同一商品は12商品、それをまとめたのが以下のグラフです。

同じ価格だった商品はいくつかありますが、3月の方が安かった商品は1つもありません。今年の周年セールが如何にお得だったかが分かります。以下の表は今回のアウトレット商品を一覧にしたものです。
8月3日(月)午前11時20分時点(並びは値引率順、Noは一覧表と共通)
店舗開店10周年ということもあって、通常品の値引率もかなり良かったと個人的には感じているのですが(『パニックマンション』52%OFF、1900円、『カラーズ・オブ・パリ』50%OFF、3410円など)、アウトレットの値引率はまた格別で、セールが始まってどんどん品切れになっていき、最終的には33商品中27商品、約81%が完売していました(セール終了40分前時点)。
おわりに
やっぱり去年と今年とデータが増えてくると検証するのも楽しくなりますね。円グラフや棒グラフを使ったことも今までほとんどなかったのですが、今回の記事のために勉強して、なんとか形にすることが出来ました。技術がある人ならもっと見やすい表やグラフにしたり、もっと面白い検証結果を出せるのかも知れませんが、今後勉強していき、そうなれたら良いなと思います。
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