はじめに
私は基本的にルールが簡単なゲームが好みです。ルール量が多いいわゆる重ゲーは余りプレイしていません。プレイすること自体は嫌いじゃないのですが、我が家のインスト役が私なもので、事前の読み込みが大変な重ゲーはどうしても億劫になってしまうのです。ルール量が多いだけでなく、説明書が分かりづらいと読んでいて頭が痛くなってしまいます。
そんなわけで、ここでのレビューはキッズゲームなどの軽めのゲームが中心になっているのですが、記念すべき第10回目のレビューということもあり、今回は初の重ゲー『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』のレビューをしてみることにしました(重ゲーの定義は人によると思いますが、個人的には想定プレイ時間が90分を超えたら重ゲーだと思っています)。更に初の試みとして、プレイした時の様子も文章に起こしています。いつにも増して文量が多くなっているかも知れませんが、最後までお読み頂ければ幸いです。
このボードゲームのデータ(クリックすると開きます)
タイトル | 独:Railways
of Nippon 米:Railways of Nippon 日:レイルウェイズ・オブ・ニッポン |
デザイナー | Glenn
Drover(グレン・ドローバー) Hisashi Hayashi(林 尚志) Martin Wallace(マーティン・ワレス) |
アートワーカー | 不明 |
メーカー | Eagle-Gryphon
Games (イーグル-グリフォン・ゲームズ、米) |
日本語版発売元 | Arclight
Games (アークライトゲームス) |
発売年 | 原版:2018年 日本語版:2018年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
公称プレイ時間 | 約90~120分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
定価 | 原版:69.99$ 日本語版:7480円 |
購入価格 | 3000円(送料無料) 2020年9月、PayPayフリマにて |
ルールブック | 7ページ |
受賞歴 | なし |
個人的評価 | 7点(10点満点) |
1.ルール概要
『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は、鉄道網を築いて物資の輸送を行うボードゲームです。東北から近畿までの範囲を舞台に、東京や大阪などの都市に置かれた荷物を指定の都市まで運ぶことで勝利を目指します。都市に置かれた荷物が全て無くなると何も無くなったことを示す「空き都市マーカー」が置かれ、これが指定数置かれることでゲームが終了します。
(中々に大きいボードです。西は神戸、和歌山まで、北は山形、仙台までです。地元九州が入っていないのが少し残念です。)
(都市に置かれた荷物が全て無くなったらその都市に設置する空き都市マーカーです。牛の頭蓋骨のようなものが看板の先に刺さっている謎の形状をしています。私が知らないだけで、明治時代の日本にこういうものがあったでしょうか。)
(各都市にランダムに荷物であるキューブを置いたら準備完了です。熱海に1,横浜に4と書かれているように、各都市によって置かれるキューブの数は異なります。)
(都市と都市を繋ぐ線路タイル、線路の所有を示す機関車駒を日本地図上に配置してゲームは進んでいきます。)
ルール詳細(クリックすると開きます)
このゲームの目的は配達によって勝利点を稼ぐことですが、配達するためには都市と都市の間に線路タイルが敷かれていなければなりません。
(線路の建設は地形によって費用が異なり、平地は低額ですが、水域や山岳だと高額です。地形の種類はマスの中のシンボル(水滴など)で判別します。)
また、長距離輸送をする場合、自分の機関車レベルを高くしている必要があります。
(最初はレベル1から始まり、費用を支払って最大8まで上げることが出来ます。)
線路の建設と機関車のアップグレード、このどちらをするにもお金が必要になるのですが、ゲーム開始当初、プレイヤーの所持金は0円です。お金は借金をする(債券を発行する)ことで初めて手に入ります。債券を1枚発行することで5000$手に入るので、それを元手に線路の建設などの事業を行っていくことになります。
(債券は何かをする時に足りない分だけ発行することが出来ます。取り敢えず30000$貰おうみたいなことは出来ません。)
債券発行はゲームを進める上で必要不可欠な行為なのですが、債券1枚につき、ターンの終わりに1000$の利子を支払わなければならず、これは返済することが出来ないものなので、出来るだけ発行数を抑えることが望ましいです(ゲーム終了時に1枚につき勝利点が1点減点というデメリットもあります)。
配達をするなどして勝利点が手に入ると、それに連動して収入も上がっていくので、収入が上がれば債券発行に頼らず健全な経営が出来るようになるでしょう。
(勝利点が増えると収入は最大20000$まで上がりますが、38点を超えると何故か収入が下がっていき、80点まで行くと10000$まで下がってしまいます。)
よって、大まかなゲームの流れは、
債券発行
↓
線路の建設
↓
配達
↓
勝利点獲得、収入上昇
↓
債権に頼らない会社経営(線路の建設や機関車のアップグレードなどで更に発展)
という形になります。
それぞれの要素をもう少し詳しく説明してみましょう。
まず、配達のルールですが、都市に置かれたキューブを同じ色の都市に運ぶことで配達が成立します。
(青いキューブは青い都市にしか配達することが出来ません。横浜は青い都市なので、熱海の青いキューブは横浜に配達することが出来ます。)
配達が成立すると勝利点が手に入ります。2つの都市を繋ぐ線路を「完成路線」というのですが、この完成路線1つにつき1点が入るので、複数の都市を経由して、遠くの都市まで配達することが出来ると、より多くの勝利点が手に入ります。
(右下の勝浦の紫キューブを、東京を経由して紫都市の甲府まで配達すると、勝浦東京間と東京甲府間の完成路線2つを通ることが出来るので、勝利点が2点入ります。3つ通れば3点、4つ通れば4点です。なお、他のプレイヤーが建設した線路を通ることも出来ますが、最初に通る完成路線は自分が建設したものでなければなりません。)
完成路線を複数通るために必要になるのが機関車レベルです。最初はレベル1なので、1つの完成路線だけ、つまり隣の都市までしか配達することが出来ません。費用を払うことでレベルを最大8まで上げることが出来、そうなると8つの完成路線を通ることが出来るので、1回の配達で最大8点を獲得することが出来ます。
(機関車のレベルを上げるにはそのレベルに見合った費用を支払う必要があります。)
なお、灰色の都市は色がない都市、配達することが出来ない都市です。これは「都市化」をすることで色が付き、配達することが出来るようになります。10000$支払うことで、または後述する「鉄道事業カード」のいくつかを使って、自分の好きな色にすることが可能です。
(都市化で選べるのは黒、黄色、青、紫だけなので、赤色の都市にすることは出来ません。都市化した都市には、袋から引かれたキューブが2つ追加されます。)
各プレイヤーが手番に出来る行動は、これまで説明してきた線路の建設、都市化、自分の機関車のアップグレード、貨物キューブを一個配送、それと、「鉄道事業カードを1枚選択」の5つがあります(何もしないパスも可能です)。プレイヤーはどれか1つの行動を行い、それを時計回りに3周行うことで1つのターンが終わります(1ターンの間に、合計で3アクション出来るということです)。
鉄道事業カードは、手に入れたプレイヤーに便利な効果をもたらすカードです。手に入れるとすぐに効果を発動するカード、好きな時に効果を発動出来るカード、手に入れてからゲームが終わるまでずっと効果が発動されるカードなどがあります。
(カード右下のアイコンで、いつ発動するカードなのかが示されています。)
これらを入手するのにお金は必要なく、公開されているものの中から1つを入手することが出来、1ターンが終わる度に、山札から1枚が公開で追加されていきます。
スタートプレイヤーは、各プレイヤーがアクションを行う前に、競りを行って決定します。スタートプレイヤーになりたいプレイヤーは最低1000$以上を入札し、全員がパスするまで入札を行い、最高額を入札したプレイヤーがそのターンのスタートプレイヤーとなります。
(スタートプレイヤーから時計回りに2番目以降が決まります。)
つまり1ターン目であれば、スタートプレイヤーになるために、いきなり債券を発行しなければならないということです。何しろ、所持金0ですからね。
収入が入るのは、各プレイヤーが3回のアクションを行った後です。獲得勝利点に見合った収入を受け取り、その後、債権枚数分の利子の支払いを行います。
(勝利点が1点でも入れば、つまり1回配達すれば3000$の収入が入ってくるようになります。)
利子の支払いの際、利子分のお金が手元になければ、その支払いのためだけに債券を発行しなければなりません(ちゃんと収入が入っていれば大抵は大丈夫ですが)。
大体全ての要素が出終わったので、ゲーム全体の流れを説明しておきます。
1.スタートプレイヤー権の競り
2.プレイヤーのアクション(スタートプレイヤーから1回ずつ、3周行う)
A.線路の建設
B.都市化
C.自分の機関車のアップグレード
D.貨物キューブを1個配送
E.鉄道事業カードを1枚選択
F.パス
3.収入と債権配当(利子の支払い)
4.終了フェイズ(鉄道事業カードを1枚補充)
1~4を繰り返してゲームを進め、その中で配達などにより規定数の空き都市マーカーが駅に置かれたらゲーム終了の合図です。まず、終了の合図が鳴ったターンのアクションを終わらせ、その後、再び3回のアクションを行いゲームが終了します。
(今どの段階か忘れないように、これらに空き都市マーカーを置いて判別します。)
ゲームが終了したら得点計算です。現在の勝利点を確認し、そこから債権枚数分勝利点をマイナスします。それから、ゲーム開始当初に各プレイヤーに配られた「偉人カード」を参照します。これはゲーム終了時に特定の条件を満たしていると勝利点が加算されるカードで、ランダムに配られた2枚から1枚を選んでゲームを始めています。
(こういった明治時代の偉人カードが全部で10枚あります。)
この分の加算を行って最終的な順位が決定します(同点者が居た場合は、完成路線所有数などで判定)。
(線路の建設は地形によって費用が異なり、平地は低額ですが、水域や山岳だと高額です。地形の種類はマスの中のシンボル(水滴など)で判別します。)
また、長距離輸送をする場合、自分の機関車レベルを高くしている必要があります。
(最初はレベル1から始まり、費用を支払って最大8まで上げることが出来ます。)
線路の建設と機関車のアップグレード、このどちらをするにもお金が必要になるのですが、ゲーム開始当初、プレイヤーの所持金は0円です。お金は借金をする(債券を発行する)ことで初めて手に入ります。債券を1枚発行することで5000$手に入るので、それを元手に線路の建設などの事業を行っていくことになります。
(債券は何かをする時に足りない分だけ発行することが出来ます。取り敢えず30000$貰おうみたいなことは出来ません。)
債券発行はゲームを進める上で必要不可欠な行為なのですが、債券1枚につき、ターンの終わりに1000$の利子を支払わなければならず、これは返済することが出来ないものなので、出来るだけ発行数を抑えることが望ましいです(ゲーム終了時に1枚につき勝利点が1点減点というデメリットもあります)。
配達をするなどして勝利点が手に入ると、それに連動して収入も上がっていくので、収入が上がれば債券発行に頼らず健全な経営が出来るようになるでしょう。
(勝利点が増えると収入は最大20000$まで上がりますが、38点を超えると何故か収入が下がっていき、80点まで行くと10000$まで下がってしまいます。)
よって、大まかなゲームの流れは、
債券発行
↓
線路の建設
↓
配達
↓
勝利点獲得、収入上昇
↓
債権に頼らない会社経営(線路の建設や機関車のアップグレードなどで更に発展)
という形になります。
それぞれの要素をもう少し詳しく説明してみましょう。
まず、配達のルールですが、都市に置かれたキューブを同じ色の都市に運ぶことで配達が成立します。
(青いキューブは青い都市にしか配達することが出来ません。横浜は青い都市なので、熱海の青いキューブは横浜に配達することが出来ます。)
配達が成立すると勝利点が手に入ります。2つの都市を繋ぐ線路を「完成路線」というのですが、この完成路線1つにつき1点が入るので、複数の都市を経由して、遠くの都市まで配達することが出来ると、より多くの勝利点が手に入ります。
(右下の勝浦の紫キューブを、東京を経由して紫都市の甲府まで配達すると、勝浦東京間と東京甲府間の完成路線2つを通ることが出来るので、勝利点が2点入ります。3つ通れば3点、4つ通れば4点です。なお、他のプレイヤーが建設した線路を通ることも出来ますが、最初に通る完成路線は自分が建設したものでなければなりません。)
完成路線を複数通るために必要になるのが機関車レベルです。最初はレベル1なので、1つの完成路線だけ、つまり隣の都市までしか配達することが出来ません。費用を払うことでレベルを最大8まで上げることが出来、そうなると8つの完成路線を通ることが出来るので、1回の配達で最大8点を獲得することが出来ます。
(機関車のレベルを上げるにはそのレベルに見合った費用を支払う必要があります。)
なお、灰色の都市は色がない都市、配達することが出来ない都市です。これは「都市化」をすることで色が付き、配達することが出来るようになります。10000$支払うことで、または後述する「鉄道事業カード」のいくつかを使って、自分の好きな色にすることが可能です。
(都市化で選べるのは黒、黄色、青、紫だけなので、赤色の都市にすることは出来ません。都市化した都市には、袋から引かれたキューブが2つ追加されます。)
各プレイヤーが手番に出来る行動は、これまで説明してきた線路の建設、都市化、自分の機関車のアップグレード、貨物キューブを一個配送、それと、「鉄道事業カードを1枚選択」の5つがあります(何もしないパスも可能です)。プレイヤーはどれか1つの行動を行い、それを時計回りに3周行うことで1つのターンが終わります(1ターンの間に、合計で3アクション出来るということです)。
鉄道事業カードは、手に入れたプレイヤーに便利な効果をもたらすカードです。手に入れるとすぐに効果を発動するカード、好きな時に効果を発動出来るカード、手に入れてからゲームが終わるまでずっと効果が発動されるカードなどがあります。
(カード右下のアイコンで、いつ発動するカードなのかが示されています。)
これらを入手するのにお金は必要なく、公開されているものの中から1つを入手することが出来、1ターンが終わる度に、山札から1枚が公開で追加されていきます。
スタートプレイヤーは、各プレイヤーがアクションを行う前に、競りを行って決定します。スタートプレイヤーになりたいプレイヤーは最低1000$以上を入札し、全員がパスするまで入札を行い、最高額を入札したプレイヤーがそのターンのスタートプレイヤーとなります。
(スタートプレイヤーから時計回りに2番目以降が決まります。)
つまり1ターン目であれば、スタートプレイヤーになるために、いきなり債券を発行しなければならないということです。何しろ、所持金0ですからね。
収入が入るのは、各プレイヤーが3回のアクションを行った後です。獲得勝利点に見合った収入を受け取り、その後、債権枚数分の利子の支払いを行います。
(勝利点が1点でも入れば、つまり1回配達すれば3000$の収入が入ってくるようになります。)
利子の支払いの際、利子分のお金が手元になければ、その支払いのためだけに債券を発行しなければなりません(ちゃんと収入が入っていれば大抵は大丈夫ですが)。
大体全ての要素が出終わったので、ゲーム全体の流れを説明しておきます。
1.スタートプレイヤー権の競り
2.プレイヤーのアクション(スタートプレイヤーから1回ずつ、3周行う)
A.線路の建設
B.都市化
C.自分の機関車のアップグレード
D.貨物キューブを1個配送
E.鉄道事業カードを1枚選択
F.パス
3.収入と債権配当(利子の支払い)
4.終了フェイズ(鉄道事業カードを1枚補充)
1~4を繰り返してゲームを進め、その中で配達などにより規定数の空き都市マーカーが駅に置かれたらゲーム終了の合図です。まず、終了の合図が鳴ったターンのアクションを終わらせ、その後、再び3回のアクションを行いゲームが終了します。
(今どの段階か忘れないように、これらに空き都市マーカーを置いて判別します。)
ゲームが終了したら得点計算です。現在の勝利点を確認し、そこから債権枚数分勝利点をマイナスします。それから、ゲーム開始当初に各プレイヤーに配られた「偉人カード」を参照します。これはゲーム終了時に特定の条件を満たしていると勝利点が加算されるカードで、ランダムに配られた2枚から1枚を選んでゲームを始めています。
(こういった明治時代の偉人カードが全部で10枚あります。)
この分の加算を行って最終的な順位が決定します(同点者が居た場合は、完成路線所有数などで判定)。
2.プレイ風景
2020年11月2日、母、弟、私の3人で自宅にてプレイしました。それぞれオレンジ、薄緑、金色の機関車です。インスト込みで2時間超掛かりました。
初めてのプレイなので全員手探りのプレイとなりました。線路を2つ以上敷くところはそれだけ借金がかさんでしまうので、取り敢えず線路を1つ置くだけで配達出来るところを見つけてそこに線路を敷いていくことに。最初にどかっと借金して一気に行くというのもありなのかも知れませんが、私や弟は債券の利子を払いたくないので、東京近辺を中心に地道に1つずつ配達して収入を増やしていきました。
(私は水戸から東京までを繋ぎ、機関車のレベルを上げ、東京の荷物をどんどん水戸に運び出す作戦。上では書きませんでしたが、自分が敷いた線路の上には自分の機関車を置いて、自分の所有を示すようにします。)
母は仙台と山形を線路で繋ぎ、灰色駅の山形をいきなり10000$借金して都市化を実行。
(母は仙台に配達出来る黒キューブを狙いましたが、出たのは青と黄色。)
キューブ運に恵まれず、更に、ターン終わりに追加された『新しい産業』(カードを入手するだけで都市化が出来る)を見て母は余計にがっかりしていました。
(「こんなカードがあるって知ってたら借金なんてしなかったのに」とは母の談。)
私は最初に配られた偉人カードが大阪に関連するカードだったので、関東はそこそこに密かに大阪の開発へ。
(こんなカードがあるなら大阪に行かざるを得ません。)
(誰からの妨害も入らなかったので、順調に大阪の周りを自分の線路で固めていきます。)
母は東北、弟は関東、私は近畿と程よく棲み分けながらターンは進みました。それぞれの方針としては、母は鉄道事業カードを暇を見ては入手し、私はカードは殆ど入手せずに線路や配達、弟はバランス良くといった感じです。「大阪辺りは私が独占だな」と思っていたですが、弟がぐんぐん関東から線路を延ばしてきて名古屋に接続してしまいました。
(緑がどんどん近畿に近付いてきています。妨害のために、飯田名古屋間を先に繋いでおくべきでした。)
そこから彦根を通って大阪まで接続してきたので、私が独占してゆっくり運ぼうと思っていた荷物がどんどん弟に運ばれていってしまいます。これはいかんと私も負けじと運びましたが、弟の方が汽車レベルが上なので、同じように荷物を運んでもジリ貧です。
(勝利点も弟が一歩抜きん出て、母と私がどっこい。)
そこで、配達で稼ぐことは諦めて、大阪長野間の主要路線を繋ぐことを目的に、名古屋を下回りに静岡まで繋ぐことにしました。
上の説明では触れませんでしたが、主要路線ボーナスというものがあります。東京仙台間など特別な区間を、自分だけの線路で繋ぐことが出来た時に勝利点を手に入れられるのです。
(主要路線ボーナスは最初に繋いだプレイヤーだけが獲得出来ます。)
弟もあと1路線繋ぐと大阪長野間が繋がってしまうところだったので、ばれないのを祈りながら静岡甲府間を繋ぎます。
(本当は配達もしたかったのですが、そんな暇はないので急いで線路だけを建設します。)
「一体何を考えているんだろう」と弟が言うのを聞きながらヒヤヒヤ。丁度繋がっている紫駅がなかったので、紫キューブを配達しようとしているんだろうと弟が誤認してくれることを期待しました。誤認したのかは分かりませんが、弟が長野に繋ぐことをしなかったので、満を持して長野に繋がる線路を敷き、長野大阪間の主要路線の建設に成功し、6点を獲得。「しまった。あと1路線で繋がるから大丈夫と思っていたのに。繋げられると思わなかった」と弟は悔しがっていました。
最初に関東を開拓した際に、水戸東京間を繋いでいたので、今度は上越水戸間の主要路線完成を目指します。そのついでに新潟静岡間も。合わせれば12点手に入ります。が、上越まで繋いだところで弟に妨害され、上越新潟間を繋がれてしまいました。
(突如現れる緑の機関車。「別に繋ぎたくはないんだけど、まあ、ほらね」とは弟の談。)
仕方なく先に前橋東京間を繋ぎ上越水戸間は完成。母が最後の空き都市マーカーを置き、このターンでゲームが終了になったので、残り2アクション。弟の妨害で1回では繋げなくなってしまったので、前橋湯沢、湯沢新潟と丁度2アクション使って無理矢理新潟静岡間を完成させゲームは終了しました(本当はあと3回アクションをするターンを行うのですが、失念していました)。
(終了時の盤面。中々壮観。上が母、中央が弟、下が私と大体棲み分けされています。)
私は主要路線を3つ完成させ、偉人カードで8点獲得することが出来たものの、カードを殆ど購入しなかったのもあって56点で2位。機関車レベルを人より早く上げてガンガン配達していた弟が66点で1位。母は機関車レベルを後半まで全く上げず、ちまちま配達したりカード効果で少しずつ点を稼いでいただけだったので、余り点が伸びず45点で3位という結果でした。
(思ったより詰めれましたが、最初の差を埋めることが出来ませんでした。)
弟「ゲームの重さにも色々あるが、計算が多すぎたり、手順がややこしかったり、可能性の分岐が多すぎたりするタイプの重さは好きじゃない。長野に繋がれたのも、ゲームの複雑さでミスしたというか、頭が疲れてもういいやという感じで頭がぼやぼやし凡ミスしてしまった。盤面が空き都市マーカーなどでごちゃごちゃしてくると、見落としがし易くなる気もする(駅名が隠れてしまう)。線路を建設するのにいくら、ターン終わりに収支がいくら、と計算することが多くて頭が疲れる。荷物を運ぶためにいくつの都市を経由するのかが目視で分かりづらいから、そこでも頭を使わされる。偉人カードの効果ももう少し面白い効果があっていい気がする。」
母「面白かったけどちょっと時間が掛かりすぎかな。このぐらいの時間を掛けた割には楽しかったとはあんまり思わない。『チケット・トゥ・ライド』は時間が掛かっても面白いと思うけど。この間やった『スチーブンソンズロケット』よりかは面白かった。最初に10000$無駄に借金したのが本当に失敗だった。あれをしてなければ利子で毎回2000$払わなくて済んだんだから勝ってたんじゃないかと思う。」
3.個人的評価:7点(10点満点)
家族からの評判は余り良くなかったですが、私は面白かったです。日本という馴染みのある舞台で鉄道を敷くことが出来るというだけでまず楽しいですし、「近畿は私が独占」という風にロールプレイをしたり、箱庭的な楽しみもあります。最初は強制的に借金させられてしまいますが、少し収入が増えてくるとお金に困ることはないので、どんどん線路を敷いたり機関車をレベルアップしたりと好きな戦略を楽しむことが出来ます。何かをしたくても出来ないという苦しさを味わうことは個人的には余りなかったです。灰色駅を都市化した時のキューブ引きもギャンブル的で楽しいですし、鉄道事業カードのコンボを決められた時も気持ち良いです。汽車をレベルアップさせて、最初はとても無理と思っていた長距離を輸送し、一気に4点、5点と獲得出来るのも実に爽快です。
2020年11月2日、母、弟、私の3人で自宅にてプレイしました。それぞれオレンジ、薄緑、金色の機関車です。インスト込みで2時間超掛かりました。
初めてのプレイなので全員手探りのプレイとなりました。線路を2つ以上敷くところはそれだけ借金がかさんでしまうので、取り敢えず線路を1つ置くだけで配達出来るところを見つけてそこに線路を敷いていくことに。最初にどかっと借金して一気に行くというのもありなのかも知れませんが、私や弟は債券の利子を払いたくないので、東京近辺を中心に地道に1つずつ配達して収入を増やしていきました。
(私は水戸から東京までを繋ぎ、機関車のレベルを上げ、東京の荷物をどんどん水戸に運び出す作戦。上では書きませんでしたが、自分が敷いた線路の上には自分の機関車を置いて、自分の所有を示すようにします。)
母は仙台と山形を線路で繋ぎ、灰色駅の山形をいきなり10000$借金して都市化を実行。
(母は仙台に配達出来る黒キューブを狙いましたが、出たのは青と黄色。)
キューブ運に恵まれず、更に、ターン終わりに追加された『新しい産業』(カードを入手するだけで都市化が出来る)を見て母は余計にがっかりしていました。
(「こんなカードがあるって知ってたら借金なんてしなかったのに」とは母の談。)
私は最初に配られた偉人カードが大阪に関連するカードだったので、関東はそこそこに密かに大阪の開発へ。
(こんなカードがあるなら大阪に行かざるを得ません。)
(誰からの妨害も入らなかったので、順調に大阪の周りを自分の線路で固めていきます。)
母は東北、弟は関東、私は近畿と程よく棲み分けながらターンは進みました。それぞれの方針としては、母は鉄道事業カードを暇を見ては入手し、私はカードは殆ど入手せずに線路や配達、弟はバランス良くといった感じです。「大阪辺りは私が独占だな」と思っていたですが、弟がぐんぐん関東から線路を延ばしてきて名古屋に接続してしまいました。
(緑がどんどん近畿に近付いてきています。妨害のために、飯田名古屋間を先に繋いでおくべきでした。)
そこから彦根を通って大阪まで接続してきたので、私が独占してゆっくり運ぼうと思っていた荷物がどんどん弟に運ばれていってしまいます。これはいかんと私も負けじと運びましたが、弟の方が汽車レベルが上なので、同じように荷物を運んでもジリ貧です。
(勝利点も弟が一歩抜きん出て、母と私がどっこい。)
そこで、配達で稼ぐことは諦めて、大阪長野間の主要路線を繋ぐことを目的に、名古屋を下回りに静岡まで繋ぐことにしました。
上の説明では触れませんでしたが、主要路線ボーナスというものがあります。東京仙台間など特別な区間を、自分だけの線路で繋ぐことが出来た時に勝利点を手に入れられるのです。
(主要路線ボーナスは最初に繋いだプレイヤーだけが獲得出来ます。)
弟もあと1路線繋ぐと大阪長野間が繋がってしまうところだったので、ばれないのを祈りながら静岡甲府間を繋ぎます。
(本当は配達もしたかったのですが、そんな暇はないので急いで線路だけを建設します。)
「一体何を考えているんだろう」と弟が言うのを聞きながらヒヤヒヤ。丁度繋がっている紫駅がなかったので、紫キューブを配達しようとしているんだろうと弟が誤認してくれることを期待しました。誤認したのかは分かりませんが、弟が長野に繋ぐことをしなかったので、満を持して長野に繋がる線路を敷き、長野大阪間の主要路線の建設に成功し、6点を獲得。「しまった。あと1路線で繋がるから大丈夫と思っていたのに。繋げられると思わなかった」と弟は悔しがっていました。
最初に関東を開拓した際に、水戸東京間を繋いでいたので、今度は上越水戸間の主要路線完成を目指します。そのついでに新潟静岡間も。合わせれば12点手に入ります。が、上越まで繋いだところで弟に妨害され、上越新潟間を繋がれてしまいました。
(突如現れる緑の機関車。「別に繋ぎたくはないんだけど、まあ、ほらね」とは弟の談。)
仕方なく先に前橋東京間を繋ぎ上越水戸間は完成。母が最後の空き都市マーカーを置き、このターンでゲームが終了になったので、残り2アクション。弟の妨害で1回では繋げなくなってしまったので、前橋湯沢、湯沢新潟と丁度2アクション使って無理矢理新潟静岡間を完成させゲームは終了しました(本当はあと3回アクションをするターンを行うのですが、失念していました)。
(終了時の盤面。中々壮観。上が母、中央が弟、下が私と大体棲み分けされています。)
私は主要路線を3つ完成させ、偉人カードで8点獲得することが出来たものの、カードを殆ど購入しなかったのもあって56点で2位。機関車レベルを人より早く上げてガンガン配達していた弟が66点で1位。母は機関車レベルを後半まで全く上げず、ちまちま配達したりカード効果で少しずつ点を稼いでいただけだったので、余り点が伸びず45点で3位という結果でした。
(思ったより詰めれましたが、最初の差を埋めることが出来ませんでした。)
弟「ゲームの重さにも色々あるが、計算が多すぎたり、手順がややこしかったり、可能性の分岐が多すぎたりするタイプの重さは好きじゃない。長野に繋がれたのも、ゲームの複雑さでミスしたというか、頭が疲れてもういいやという感じで頭がぼやぼやし凡ミスしてしまった。盤面が空き都市マーカーなどでごちゃごちゃしてくると、見落としがし易くなる気もする(駅名が隠れてしまう)。線路を建設するのにいくら、ターン終わりに収支がいくら、と計算することが多くて頭が疲れる。荷物を運ぶためにいくつの都市を経由するのかが目視で分かりづらいから、そこでも頭を使わされる。偉人カードの効果ももう少し面白い効果があっていい気がする。」
母「面白かったけどちょっと時間が掛かりすぎかな。このぐらいの時間を掛けた割には楽しかったとはあんまり思わない。『チケット・トゥ・ライド』は時間が掛かっても面白いと思うけど。この間やった『スチーブンソンズロケット』よりかは面白かった。最初に10000$無駄に借金したのが本当に失敗だった。あれをしてなければ利子で毎回2000$払わなくて済んだんだから勝ってたんじゃないかと思う。」
3.個人的評価:7点(10点満点)
家族からの評判は余り良くなかったですが、私は面白かったです。日本という馴染みのある舞台で鉄道を敷くことが出来るというだけでまず楽しいですし、「近畿は私が独占」という風にロールプレイをしたり、箱庭的な楽しみもあります。最初は強制的に借金させられてしまいますが、少し収入が増えてくるとお金に困ることはないので、どんどん線路を敷いたり機関車をレベルアップしたりと好きな戦略を楽しむことが出来ます。何かをしたくても出来ないという苦しさを味わうことは個人的には余りなかったです。灰色駅を都市化した時のキューブ引きもギャンブル的で楽しいですし、鉄道事業カードのコンボを決められた時も気持ち良いです。汽車をレベルアップさせて、最初はとても無理と思っていた長距離を輸送し、一気に4点、5点と獲得出来るのも実に爽快です。
ただ、母や弟が言うように、終盤になると盤面がごちゃごちゃしてきて見づらかったり、掛かる時間の割にはその分の面白さが得られていない気はします(我が家は長考家が多いので、それがゲームテンポを悪くして本来より面白くなくしているのかも知れません)。その他にも、点数は公開なのに、非公開の得点要素である偉人カードは最高でも8点ぐらいしか稼げないので、大差がついているとどうせ逆転は無理と思わされてしまうのが気になります。今回プレイしていて、「これは勝てないな」と途中で感じてしまいました。人によっては途中でやる気がなくなって、投げやりなプレイになってしまうのではないでしょうか。
同じ鉄道ゲームということで母が比べていましたが、『チケット・トゥ・ライド』のように終了後に目的地カードでがっつり点が入るシステムだと、負け戦ぽくってもどうなるか分からないので、一応最後までわくわく出来ます。『スチーブンソンズロケット』も、どれだけ大鉄道を築いていても吸収合併される恐れがあるので最後まで気が抜けません。しかし『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は、どーんと稼げるのが長距離輸送ぐらいで、相手を減点させる要素も無いので、トップが機関車レベルを十分に上げている状況だと終盤の逆転は中々厳しい、気がします(1回プレイしただけで言うのもあれなんですが)。
同じ鉄道ゲームということで母が比べていましたが、『チケット・トゥ・ライド』のように終了後に目的地カードでがっつり点が入るシステムだと、負け戦ぽくってもどうなるか分からないので、一応最後までわくわく出来ます。『スチーブンソンズロケット』も、どれだけ大鉄道を築いていても吸収合併される恐れがあるので最後まで気が抜けません。しかし『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は、どーんと稼げるのが長距離輸送ぐらいで、相手を減点させる要素も無いので、トップが機関車レベルを十分に上げている状況だと終盤の逆転は中々厳しい、気がします(1回プレイしただけで言うのもあれなんですが)。
『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は非公開情報がほぼないので、アブストラクトチックであり、コツコツと積み上げてきたものがそのまま点数に反映される、実力差が出やすいゲームです。情報がほぼ見えている関係から、相手の狙いを見た上で妨害もし易く、相手が何を狙っているかを想像しながらプレイする『チケット・トゥ・ライド』とは結構ゲーム性が異なります。よって、どちらのルールの方が優れているかというよりも、結局はどういうゲームタイプを好むかという問題なのだと思います。
で、我が家としては『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は余りはまらなかった訳なんですが、私としても、面白いことは確かだけれど、適度な運要素がある方が好きなので、7点という評価にしておきたいと思います(『チケット・トゥ・ライド』が目的地カードを追加で引けるように、このゲームも偉人カードを追加で引けると不確定要素が増えてわくわく出来る気がするのですが、あちらと違って未達成による減点などもないので、同じようにするのは難しいでしょう)。
言語依存度ですが、鉄道事業カードや偉人カードにそこそこのテキスト量があるので、言語依存度は高めです。非公開情報がほぼないため、カードが公開される度に対照表を見れば、英語版でもプレイ自体は出来ると思いますが、毎ターン追加される、全部で42枚もあるカードを参照することになるので、プレイテンポは悪くなるだろうと思います。
ルール難度ですが、重ゲーの割にそこまで難しくありません。ルールブックが7ページしかなく、プレイ時間の割にルール量がそこまで多くないのが理由です。ゲームの流れもすっきりしており、何ターンか実際にしてみれば十分感じは掴めます。ゲームボードにターンの流れなども書かれているので、きちんと確認していれば手順の見落としなどもしにくいです。
おわりに
最近レビューを全く上げず、セール記事ばかり上げていたので、ボードゲームセール速報にブログの名前を変えたら、と家族から言われていたのですが、無事こうしてレビューを上げることが出来たので、取り敢えず名前を変えずに済みそうです。ただ、『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は説明書が7ページしかなく、ルールも比較的分かりやすいので、初の重ゲーレビューと言えるのかはちょっと疑問がありますが、今後も定期的に重ゲーのレビューをしていけたらと思います。
で、我が家としては『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は余りはまらなかった訳なんですが、私としても、面白いことは確かだけれど、適度な運要素がある方が好きなので、7点という評価にしておきたいと思います(『チケット・トゥ・ライド』が目的地カードを追加で引けるように、このゲームも偉人カードを追加で引けると不確定要素が増えてわくわく出来る気がするのですが、あちらと違って未達成による減点などもないので、同じようにするのは難しいでしょう)。
4.『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』の入手方法(2020年11月時点)、言語依存度、ルール難度
日本Amazon、楽天市場では新品が7000円代で、駿河屋では現在新品の取り扱いはなく、中古が3000円代で販売されています。
海外から個人輸入する場合、米Amazonで60€近くで販売されていますが、絶版になっているわけでもないので、国内で日本語版を購入するのがお勧めです。
私は2020年9月に、PayPayフリマに開封済み未使用品が5000円で販売されていたので、5000円以上の商品が2000円引きになるクーポンを使い、3000円で購入しました。白い機関車が1つ欠品していましたが、プレイに支障はないので、かなりお得な買い物だったと思います。
日本Amazon、楽天市場では新品が7000円代で、駿河屋では現在新品の取り扱いはなく、中古が3000円代で販売されています。
海外から個人輸入する場合、米Amazonで60€近くで販売されていますが、絶版になっているわけでもないので、国内で日本語版を購入するのがお勧めです。
私は2020年9月に、PayPayフリマに開封済み未使用品が5000円で販売されていたので、5000円以上の商品が2000円引きになるクーポンを使い、3000円で購入しました。白い機関車が1つ欠品していましたが、プレイに支障はないので、かなりお得な買い物だったと思います。
言語依存度ですが、鉄道事業カードや偉人カードにそこそこのテキスト量があるので、言語依存度は高めです。非公開情報がほぼないため、カードが公開される度に対照表を見れば、英語版でもプレイ自体は出来ると思いますが、毎ターン追加される、全部で42枚もあるカードを参照することになるので、プレイテンポは悪くなるだろうと思います。
ルール難度ですが、重ゲーの割にそこまで難しくありません。ルールブックが7ページしかなく、プレイ時間の割にルール量がそこまで多くないのが理由です。ゲームの流れもすっきりしており、何ターンか実際にしてみれば十分感じは掴めます。ゲームボードにターンの流れなども書かれているので、きちんと確認していれば手順の見落としなどもしにくいです。
おわりに
最近レビューを全く上げず、セール記事ばかり上げていたので、ボードゲームセール速報にブログの名前を変えたら、と家族から言われていたのですが、無事こうしてレビューを上げることが出来たので、取り敢えず名前を変えずに済みそうです。ただ、『レイルウェイズ・オブ・ニッポン』は説明書が7ページしかなく、ルールも比較的分かりやすいので、初の重ゲーレビューと言えるのかはちょっと疑問がありますが、今後も定期的に重ゲーのレビューをしていけたらと思います。
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