はじめに
少し前の話をしたいと思います。私の6歳の甥っ子はいくつか自分のボードゲームを持っているんですが、大体は私が選んで誕生日やクリスマスに叔母からという形でプレゼントしてもらったゲームで、甥っ子が自分でこれが欲しいと言って購入したボードゲームは1つもありませんでした。しかし、去年行われた第3回すごろくやガレージセールの時に、遂に自分でボードゲームを選んで購入したのです(当時5歳)。そのことをいつか記事にしようと思いながら半年以上経ってしまいましたが、お付き合い頂ければ幸いです。
1.購入のきっかけ
第3回すごろくやガレージセールが行われた10月24日は丁度私の父方の祖父の誕生日で、祖父の家で皆でご飯を食べている最中でした。私が隙間を見てスマホでセール品をチェックしていると、「何を見てるの?」と言って、甥っ子が私のスマホをのぞき込んできたので、「ボードゲームのセールがやってるからそれを見ちょっとよ」と答えると、叔母が「なんか安くなっちょるなら何か良いのを買ってくれんね」と言ってきました。普段なら私が良さそうなのを探して買ってしまうのですが、この日は丁度甥っ子が一緒にいたので、甥っ子自身に買いたいボードゲームを選ばせてみようということを思いつきました。甥っ子がどういうゲームを選ぶのか見るのが面白そうだと思ったからです。
2.選定と選別
というわけで、甥っ子にセール品をスマホで見せていきました。甥っ子が知っているボードゲームは私が持っているボードゲームだけなので、見せられてもどんなゲームかさっぱり分からないのですが、箱絵とタイトルだけを見て「これ面白そう」と甥っ子が言ったゲームをチェックしていきました。セール品は全部で198もあったのですが、甥っ子は頑張って全てに目を通して選びました。甥っ子が面白そうと言ったのが以下の5つです。
こうして選んだわけですが、これを全て買うわけにはいきません。言っちゃなんですが、甥っ子が見た目で適当に選んだだけですからね。甥っ子に遊べるものなのか、そもそも面白そうなのかを調べる必要があります。ガレージセールの商品ページはゲーム内容が書かれていないので、弟と2人でどんなゲームなのかBGGやレビューサイトを見るなどして調べていきました。
それでまず消えたのが『BUCHSTABEN DOMINO』です。調べても殆どレビューが出て来ず、内容はよく分からなかったのですが、公式サイトを見る限り、言葉の勉強になるボードゲームのようでした。
対象年齢的には良いのですが、英語もしくはドイツ語のワードゲームは難しいだろうし、そもそも面白いのか分からなかったので、今回は候補から消えることになりました。
続いて消えたのは『高雄大空襲』です。最初にこれが面白そうと甥っ子に言われたときに、見るからに子供には難しそうだったので、「え、これ?」と思ったボードゲームです。で、調べてみると対象年齢15歳以上、プレイ時間60分、画像を見るとテキストもそこそこありそうということで、これも無理だなと判断して外しました。
第2次世界大戦期の台湾における空襲をテーマにした協力型ボードゲームということで、私がするのであればテーマ的には興味深いのですが、5歳がするにはちょっと早すぎかなと思います。
残りの3つ、『チックウッドの森』『トラップワード』『パンデミック:迅速対応』は、ルール的にも甥っ子が遊べて、且つ面白さもある程度はあるんじゃないかという結論になったので、叔母に「この3つを甥っ子が選んだから、この中から買ったら良いっちゃない?」と伝えました。
叔母は「あんたが買うっちゃからあんたが選びない」と甥っ子に言い、甥っ子は色々考えながら1つのゲームを選びました。それをその場で注文し、後は到着を楽しみに待つだけです。
3.商品の到着
注文してから1週間後、遂に甥っ子が選んだボードゲームが届きました。
甥っ子が3つの候補の中から最終的に選んだのは『トラップワード』でした。
中古だったので、型抜きなどは全て済んでいる状態でした。痛みは殆どなく、新品と遜色なかったと思います。
で、早速遊んでみたのですが、これが予想していたより遙かに面白かったです。秘密のワードを当てるチーム対抗のボードゲームで、『コードネーム』や『ギリギリワード2』のような感じです。相手チームはワードを当てられないように、トラップとなる言葉を紙に書き、それを相手が踏むのを狙うのですが、これはトラップを書くのも、トラップを避けて当ててもらうのもどちらも楽しく、新鮮なプレイ感でした。
実を言うと、私は箱絵を見た段階で「あまり面白くなさそうな気がするなあ。でも、甥っ子が自分で選んだから良いよね。」と思っていたので、こんなに面白くてびっくりしました。私が自分で買うことは恐らくなかったので、甥っ子が選ぶことでプレイすることが出来、本当に良かったです。食わず嫌いは良くないなあと心から思いました。
おわりに
甥っ子が自分で選ぶという経験は初めてのことで、どうなるんだろうと思っていましたが、ちゃんと面白いゲームを選ぶことが出来、甥っ子も楽しそうだったので良かったと思います。やっぱり、自分で選んだゲームの方が愛着も湧きますしね。まあ、欲を言えば、実際に現物を手に取って選んだ方がより愛着が湧くとは思いますが、実店舗が近くにない田舎だと中々厳しいです。ジャスコなどのおもちゃコーナーに少しはありますけど、田舎にもすごろくやみたいなボードゲーム専門店があれば良いのになと思います。
第3回すごろくやガレージセールが行われた10月24日は丁度私の父方の祖父の誕生日で、祖父の家で皆でご飯を食べている最中でした。私が隙間を見てスマホでセール品をチェックしていると、「何を見てるの?」と言って、甥っ子が私のスマホをのぞき込んできたので、「ボードゲームのセールがやってるからそれを見ちょっとよ」と答えると、叔母が「なんか安くなっちょるなら何か良いのを買ってくれんね」と言ってきました。普段なら私が良さそうなのを探して買ってしまうのですが、この日は丁度甥っ子が一緒にいたので、甥っ子自身に買いたいボードゲームを選ばせてみようということを思いつきました。甥っ子がどういうゲームを選ぶのか見るのが面白そうだと思ったからです。
2.選定と選別
というわけで、甥っ子にセール品をスマホで見せていきました。甥っ子が知っているボードゲームは私が持っているボードゲームだけなので、見せられてもどんなゲームかさっぱり分からないのですが、箱絵とタイトルだけを見て「これ面白そう」と甥っ子が言ったゲームをチェックしていきました。セール品は全部で198もあったのですが、甥っ子は頑張って全てに目を通して選びました。甥っ子が面白そうと言ったのが以下の5つです。
こうして選んだわけですが、これを全て買うわけにはいきません。言っちゃなんですが、甥っ子が見た目で適当に選んだだけですからね。甥っ子に遊べるものなのか、そもそも面白そうなのかを調べる必要があります。ガレージセールの商品ページはゲーム内容が書かれていないので、弟と2人でどんなゲームなのかBGGやレビューサイトを見るなどして調べていきました。
それでまず消えたのが『BUCHSTABEN DOMINO』です。調べても殆どレビューが出て来ず、内容はよく分からなかったのですが、公式サイトを見る限り、言葉の勉強になるボードゲームのようでした。
対象年齢的には良いのですが、英語もしくはドイツ語のワードゲームは難しいだろうし、そもそも面白いのか分からなかったので、今回は候補から消えることになりました。
続いて消えたのは『高雄大空襲』です。最初にこれが面白そうと甥っ子に言われたときに、見るからに子供には難しそうだったので、「え、これ?」と思ったボードゲームです。で、調べてみると対象年齢15歳以上、プレイ時間60分、画像を見るとテキストもそこそこありそうということで、これも無理だなと判断して外しました。
第2次世界大戦期の台湾における空襲をテーマにした協力型ボードゲームということで、私がするのであればテーマ的には興味深いのですが、5歳がするにはちょっと早すぎかなと思います。
残りの3つ、『チックウッドの森』『トラップワード』『パンデミック:迅速対応』は、ルール的にも甥っ子が遊べて、且つ面白さもある程度はあるんじゃないかという結論になったので、叔母に「この3つを甥っ子が選んだから、この中から買ったら良いっちゃない?」と伝えました。
叔母は「あんたが買うっちゃからあんたが選びない」と甥っ子に言い、甥っ子は色々考えながら1つのゲームを選びました。それをその場で注文し、後は到着を楽しみに待つだけです。
3.商品の到着
注文してから1週間後、遂に甥っ子が選んだボードゲームが届きました。
甥っ子が3つの候補の中から最終的に選んだのは『トラップワード』でした。
中古だったので、型抜きなどは全て済んでいる状態でした。痛みは殆どなく、新品と遜色なかったと思います。
で、早速遊んでみたのですが、これが予想していたより遙かに面白かったです。秘密のワードを当てるチーム対抗のボードゲームで、『コードネーム』や『ギリギリワード2』のような感じです。相手チームはワードを当てられないように、トラップとなる言葉を紙に書き、それを相手が踏むのを狙うのですが、これはトラップを書くのも、トラップを避けて当ててもらうのもどちらも楽しく、新鮮なプレイ感でした。
実を言うと、私は箱絵を見た段階で「あまり面白くなさそうな気がするなあ。でも、甥っ子が自分で選んだから良いよね。」と思っていたので、こんなに面白くてびっくりしました。私が自分で買うことは恐らくなかったので、甥っ子が選ぶことでプレイすることが出来、本当に良かったです。食わず嫌いは良くないなあと心から思いました。
おわりに
甥っ子が自分で選ぶという経験は初めてのことで、どうなるんだろうと思っていましたが、ちゃんと面白いゲームを選ぶことが出来、甥っ子も楽しそうだったので良かったと思います。やっぱり、自分で選んだゲームの方が愛着も湧きますしね。まあ、欲を言えば、実際に現物を手に取って選んだ方がより愛着が湧くとは思いますが、実店舗が近くにない田舎だと中々厳しいです。ジャスコなどのおもちゃコーナーに少しはありますけど、田舎にもすごろくやみたいなボードゲーム専門店があれば良いのになと思います。
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